ドラムのリズム感向上のポイント

初心者にありがちな悩みに多いのが、リズム感の問題。曲中に走ってしまう、もたってしまう…など。私が経験したことから、初心者の方が少しでもリズム感に自身が持てるようになれば良いなと思いアドバイスします。

まず、ドラムにおいてリズム感を養うためには、リズム練習やリズムについての勉強も大事なのですが、実はリズムとは関係なく単にドラムの演奏になれることも重要です。リズム感リズム感と悩むよりも、好きな曲を沢山コピーしてドラムの演奏技術を高めていったほうがリズム感も養えますよ。

他に、これが簡単にできれば苦労しないって話になるのですが、左足(ハイハットの方)で”ゴーストモーション”と言うものを取り入れることです。”ゴーストモーション”とは、演奏に直接関係のないリズムキープのための足癖のようなものです。ドラマーがハイハット側を貧乏揺すりのように動かしているのを見たことはありませんか?あれは、ハイハットを足で鳴らすために動かしているのではなく(もちろん故意でハイハットの音を鳴らす時もあります)足を動かすことによって4分音符や8分音符などを体感させてリズムを安定させているのです。しかしこれは、右手左手、右足だけでのプレイ+左足の動きが組み合わさるので4wayという難しい奏法の部類に入ります。当然、今までできていた曲なども、ゴーストモーションを取り入れてみよう!!と言っても簡単にはできるものではありません。

しかし、これをしっかり練習して体得したら、リズム感が安定するだけでなく、4way(両手両足を使ったプレイ)を取り入れたプレイにも広がりますよ。まずは簡単な8ビートに、左足で4分や8分をいれてみてバスドラのパターンとどんなふうに組み合わさるのか、じっくり練習しましょう。わかりやすくハイハットを鳴らしてみてもいいです。
ぜひゴーストモーションを習得してみてください。


左足ゴーストモーションの解りやすい例

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