自宅での練習について〜ドラムセットが叩けない環境編〜
更新が滞っておりました、お久しぶりです。以前、家でのドラムの叩ける環境での、生ドラムの消音対策編を書いたので今回は叩けない環境では家でどんな練習をしたらいいかを書いてみます。
私が上京してからは当然家ではドラムが叩ける環境では無かったので、暇があればスタジオに行って練習をしていました。しかし、スタジオで練習するから家では何もしない、となるとスティックに触れる時間が短くなりますし、多くスタジオに行けばそれほどスタジオの練習代もかさみます。都内なら安いスタジオもありますが、地方では決して安くないです。それに個人練習で使うとなると、当日予約しか出来なかったり…。なので深夜に叩きに行ったり、朝方叩きに行ったりしていました。この時間帯ならバンド練習で埋まっていることは少なく、だいたい予約なしでも空いています。
話はそれましたが、家での練習は、だいたい練習パッドを使ってパコパコ叩きます。ルーディメンツだったり、自分の好きなパターンを叩きます。ライブ前にする手首のウォームアップのようなものです。練習素材は、YouTubeからだったり教則本だったりDVD から見つけます。
練習パッドでの練習は本当に地味ですし飽きがきやすいです。しかしひとつパターンを覚えても満足せず、そこから複雑なパターンにシフトしていき、手慣れたパターンを入れ替えたり組み合わせて応用したりして、複雑なパラディドルパターン、フラムも簡単なフラムタップから応用したフラムパターンまで、それが完全に手癖になるまで練習します。そして手癖になってしまえばどんなに練習を怠っても忘れることがなくなります。(※慣れれば練習しなくていいということではないです、速さのトレーニングなんかは怠ったらすぐに訛りますよ!)
- パラディドル(聞こえ方は16分シングルストロークと同じ)
- フラムタップ(8分で小気味よく)
フラムは、LRやRLで1打。私は、パラディドル系やフラム系を中心にいろんなパターンを家で叩いています。フラムも、簡単!自分はもうできる!ではなくつぶ揃いなどをストイックに気にします。フラムタップができたらこちらのフラムアクセントも覚えましょう。
- フラムアクセント
パラディドルも、
- ダブルパラディドル
や、
- パラディドルディドル
などありますし、単純にパラディドルの練習も4分音符の頭にアクセントを置いたRLRR LRLL RLRR LRLLに慣れたからといって安心してはダメです。出来るようになったらアクセントを置く場所を変えてみましょう。
- 右にすべてアクセントを置いたパターン
とか、
- 逆に左にアクセントを置いたパターン
- 応用するとこんな感じに
- その逆もしっかりと
こんな感じです。アクセントを変えるだけで叩く感覚が全く別物になります。アクセントを置くことに慣れてくるとどんどん楽しくなりますよ。 ちなみにアクセント移動のパラディドルを使った鉄板フレーズを置いておきます。
- 鉄板フレーズ
小節ごとに、パラディドルパターンが変化していくに上にアクセントを置く場所も変わっていきます。最初はアクセントを置くことは無視してパターンだけを覚えて、少しづつアクセントも入れて手に覚えさせていって下さい。3小節目の感覚をつかむのが難しいかも。
上記で紹介している動画付きのものは全てルーディメンツと呼ばれるものに含まれているパターンの一種です。もっと深く学びたい方はここからどうぞ↓
http://www.youtube.com/user/DrumRudiments?feature=watch
さっきの動画が全種類見れます。
パラディドルディドルを用いたドラムセットに応用したパターンを見つけました。
- ルーディメンツのセット応用プレイ
アクセントの部分でスネアを叩きます。応用すると、かっこいいですよね。
最後に、練習パッドといっても、電子ドラムのリズムコーチやオーソドックスなゴム製の消音パッドまでいろいろあるのですが、私の場合最終的にはゴムのパッド+クリックに落ち着きました。電子パッド系だと最初はいろんなモードで練習できたりトレーニング機能などに感動しますが、ひと通り叩いて飽きるとヘッドホンを付ける、電源を入れるなどがわずらわしくなりますwもともとドラムは電源なんて必要なしにプレイ出来ますからね。
賃貸のアパートなどでは、電子ドラムセットや、消音パッドで組まれたドラムセットなどは使えないと覚悟した方がいいでしょう。2階以上では確実に下の住民に迷惑がられます。1階角部屋でぎりぎり使える可能性もあるかもしれませんがそれでも苦情が来てもおかしくないぐらいには響きます。
久しぶりのブログでしたが今回はこんな所で。家での練習の仕方、主に私のウォームアップパターンでした、以上。
ハービー・ハンコック(ピアノ)かっこいいですねぇ。
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